今回は、ARION OCTAVE MOC-1 についてまとめていきます。
安エフェクターというと、近年だと様々な選択肢ががあり品質も高いものが多いと思います。特に中華製のペダル系の進化は凄まじいものを感じます。しかし、どこか可愛げがなく感じるのも事実。扱いやすいがゆえに、安ペダルでしか得られない成分が薄まってしまっている気がします。
そんな薄利多売ないま、元祖チープペダルとしておすすめしたいのが今回のArion製品。きっと真のエフェクターフリークには刺さること間違いなし。
Arionペダルで有名なところで言うとステレオコーラス。かの、マイケルランドウがボードに組み込んでいたこともあり、一世風靡しました。このペダルでしか得られない、独特の揺らぎ。そしてアナログライクな太さがあり、同様にOctave も今なお、愛すべきペダルとして多くのギタリストから支持されています。
入手した経緯としては、9mm parabellum bulletの滝氏のサウンドを再現する際にどうしてもOctaver が必要になり、ワーミーなども検討したが、金額が高く、同氏も一時期使っていたということで本製品を新品で購入した。その際は多分5千円しなかったような、、、。たぶん、滝氏のサウンドを再現するのに買った人も多いのではないでしょうか。
近年だとYOASOBIなどのサポートで活躍している、Assh氏の使用していたこともあり再評価されている国産のエフェクターです。
外観・付属品


箱、取り扱い説明書。






筐体は脅威のプラチック製。踏み心地は意外としっかりしているのですが如何せんチープ。ちょっと強く踏み込んだらパキッといきそう。よくダイキャストケースへ移植している改造も見ますが、現場で使うなら絶対そっちの方が安心できる。あとはスイッチャーに組み込むか。

LEDは赤。電圧が足りない場合暗くなるので、後述したPSA対応に改造したほうがよいかも。

これは便利。電池交換は間違いなく楽。バカになってくるとパカパカしてくるのでセロハン必須。
内部・アッセンブリー





日本製らしいアッセンブリー?IbanezとかMAXON製品もコンデンサー類の差し方がこんな感じ。ここら辺のICチップも今だと高いんだろうな。ジャックも、フットスイッチもプラスチック。
旧ARION製品よく電源部分が壊れる印象があったのですが、旧BOSS製品同様にACA電源に対応しているみたいですね。従来のパワーサプライなどを使う場合、PSA対応に改造したほうが良さそう。PSA化はジャンパー線を組み込むだけで難しくないので、ネットで調べてみてください。
サウンドチェック

原音とOct-1(原音1オクターブ下) と Oct-2(原音2オクターブ下)を混ぜることができるシンプルなオクターバーです。ポリフォニックには対応していないので複弦で弾くと音があちこちに飛びますが、単音での太さはアナログ感もあり値段の割になかなかいいです。前段にコンプなどをかますとより安定して使えますが、私の感覚だと、ちょっとモタつくような感じもあるので好き嫌いはあるかな。
おすすめは、絶対歪ませて使うこと。特にFuzzペダル系。値段に見合わないかなりかっこいいサウンドが作れます。音痩せはこの手のペダルはご愛嬌、スイッチャーやループに組み込んで愛してあげてください。
ただこれでしか得られない、チープな成分もあるんですよね。なかなかのスルメペダルです。
Oct上は出せないので、近年のOctaver 必須のフレーズではワーミーやMicro pogなどが良いかも。
入手経路
入手難易度⭐️☆☆☆☆
高くはなっていますが、手に入れられないというわけではありません。中古市場でもよく見かけますし、生産は既に完了しているので新品同様は難しいですが、果たしてこの値段を出して買う価値があるかどうかじっくり吟味ください。



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