多くのギタリストが理解していながらも、導入を躊躇うことが多い アンプの購入。
ライブハウス・スタジオに常設しているアンプでまあいっかと、お気に入りのペダルと竿だけを持ち込む。
しかし、音の最終出口でありサウンドの肝であるアンプ本体はなぜ拘らない?
「ギタリストならば、自身の放つその音に最後まで責任を持て」と 一石投じているのがこの本です。
丁度、この本が出版された時期にVOX AC30 を購入するか悩んでいたのですが、本を読んだ後に速攻買いました。笑
もうとにかくアンプの重要性が事細かくかいてあるのですが、自分が持っていたアンプの認識と真逆のことが書いてあり目から鱗のオンパレードでした。
人から聞いたり、楽器店のネット通販などで体良くキャッチフレーズとして使われていた売り文句を見たりしていくうちに、間違ったまま覚えていたのだとそう強く感じました。
例えば、W数がデカければ音量も総じて大きくなるのかと思っていたらそう単純な話ではなかったり
クラスA回路だと音が良いように認識していたのが、ただのアンプの駆動の名称だったり。
普段スタジオでキャビ4発のスピーカーで鳴らした時に、なんだか音がこもって聴こえると疑問に思っていたのが解説されていたり。
おすすめの真空管やスピーカーの話も、非常に参考になります。
これから真空管アンプの購入を検討されている方や、マニアックなネタも至る所に散りばめられているので更にもう一歩進んだ知識が欲しい方が読まれても満足できるかと思います!
私も、何度も読み返して少しずつ見聞を広げています。
読み終わった後には、真空管アンプが欲しくなっていること間違いありませんね!
全ギタリストにお勧めできる良書です!是非、読んでみてください!