Clark Amplification Gainster

スモーキーな香りのテキサス野郎

Clark Amplification 名前の通り、アンプを主に製作するブランドである。

Fender と Marshallアンプのレプリカを製作しておりコンポーネンツにも妥協がない。

そんなトーンに関して拘りを持つアンプブランドがペダルを作ったのだから悪いわけがない。

一台一台手作業で作り上げる、ハンドワイアリングは芸術の域。

最後の一滴まで拘った、ピュアなサウンドは演奏者の力量がよく出るだろう。

今回は、Clark Amplification Gainster を解剖していきたいと思います。

付属品・仕様

箱、ゴム足

ほぼ、段ボール箱のようなサイズ。かなりでかいのが伺えるかと思う。箱にもシリアルナンバーが記載されており、筐体内部に書かれたものと一致したので発売からこんな箱で売られていたのだと思う。他に、ゴム足が別で付属。欠品しているが、取扱説明書も付属していた模様。

それでは全体をどうぞ。

かなり引け目に取らないと全体が入りきらなかった。石碑みたいな。

LEDカラーは、オレンジ色。他にも、レッド・グリーンのカラーがLEDに採用され、時期によって異なる。

2008年頃の物でグリーンLEDを使用していた個体を見たことがあり、今回紹介個体は2010年以降のモデルになるので

レッド→グリーン→オレンジ の順で時期が新しくなるのだろうか。

特徴的なスモーキーダンディなグラフィックは全て手書きのもの。一台一台若干異なる。

質感は石のようなゴツゴツした見た目そのまま。存在感は抜群ですね。

それでは中身を見ていきましょう。

既に、美しいPtoPの配線が前面に出ています。

Clark Amplificationというメーカーは本来はFender や Marshall といったレプリカアンプを作っているブランドで

どことなくハンドメイドのアンプ内部を思わせるような配線の仕方、パーツの厳選、プレミアムファイバーボードの採用などアンプを製作してきた中で培ってきた技術が一個のペダルに凝縮されているおり、その妥協ないサウンドが Klon killer と呼ばれる所以なのかもしれませんね。

禁断の呪文を唱えると崩れていくような、お城を思い出しますね。オペアンプは JRC072BD

こんな大胆な配線も筐体が大きいからこそできる贅沢ですね。筐体の大きさの割にパーツは少ないですが、出音にもやはり大きさは影響しているのだろうか。

トロピカルフィッシュのコンデンサー。アレンブラッドリーの抵抗も多く使われていますね。

ネットに落ちている限り、他のGainsterの中身も見ましたが時期によって使ってるパーツが全然違ったりしますね。

トロピカルフィッシュは採用率高めな感じはしましたが、他のパーツは結構バラバラなこともあるようです。

出音がよかったらOKって感じなんでしょうかね。

このような大きい筐体が特徴的なGainster ですが、後から小型化したモデルも発売されています。

サウンドがどのように違うのか、気になりますね。

サウンドチェック

それでは、サウンドチェックです。

コントロール部分は、シンプルな構成なので直感的に操作できると思います。

元がアンプを作っているメーカーという事もあり、非常にアンプライクなサウンド。Fender の ツイードアンプ系を歪ませて行ったらこんな感じになるかなって気がしました。Gainを上げていくと、低域が膨みファジーなサウンドになりますが、ボリュームへの追従性が良いのでしっかりとクリーンまで落とせます。ピッキングニュアンスも出しやすく、サウンドがこもったり、明るすぎたりしないので味付けが薄く、昨今流行りの添加物満載な物と違い、オーガニックにこだわるピュアなサウンドなので演奏者の技量がフルに発揮される、自分を成長させてくれるペダルともいえるでしょう。

セッティングは、クリーンと比べながら少しハリが出るかなくらいのマイルドなセッティングが心地よかったです。ノブで言うと11時頃。Gain も Tone もそのくらい前後位置で、あとはアンプの音量に合わせてVol.をいじって。

Toneを上げ目にしたサウンドは、なんだかBOSSのBD-2のようで私は好きじゃなかったです。

TS系ほど他のレンジを犠牲にしてないですし、CENTAURほど中域の押し出し感が強くないので、原音を大事にするスタンスが受け取れ、本来のレンジ感を損なわずもう一押しサウンドをプッシュしてくれる感じがしました。

CENTAUR 系 はヘッドルームの広いクリアなサウンドが特徴的でしたが、Gainster は 芳醇でスモーキーなサウンド。

そういう意味だとTS系とCENTAUR系の中間のようだと以前ご紹介した Love pedal のETERNITY にも 似ているよう気がしました。どちらともアンプライクなサウンドが持ち味で、原音を大事にするスタンスは共通するものがあるのかもしれないです。

CENTAUR 系 はヘッドルームの広いクリアなサウンドが特徴的でしたが、Gainster は 芳醇で香ばしいサウンドになる感じがして

入手経路

当時の日本定価は ¥54,800-

意外と知られていないと思いますが、Gainster は新品で買うことができます。

公式サイトのページでは$750.00 でオーダーできるようですね。直接問い合わせるのも良いですね。

最近では、Sumo stomp から Gainsumo という Gainster を 再現したモデルが発売されているので手に入りにくいですがそれもアリかと。

他には、Mythos Pedals Olympus という 同じくGainster 等からインスパイアされたモデルが発売されています。


まとめ

今回はClark Amplification Gainster についてまとめてみました。

佇まいからただならぬオーラを放つペダルです。

ただ、ほんとにでかいです。ボードに配置しずらい。

でも、そんな扱いずらさが好きです。

それでは、また!

エフェクターのことを想うと夜も眠れません。 自分の好きな機材を好きなだけ紹介していきます。 何かの参考になれば幸いです。 いつもギターはJaguarを使ってます。 サウンドサンプルも基本的にJaguarです。
投稿を作成しました 42

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

関連投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る